物撮りを行うときのライティングといえば、ストロボにソフトボックスなどを合わせて。。。というのが一般的で良い写真が撮れるのは間違いない。私自身もそのようにしてきたが、いかんせんセッティングがめんどくさい。スタジオなどを持っていれば機材を出しっぱなしにしておけるが、自宅で撮影するとなるとスペースの成約もあるため、撮影の度にセッティングしているのがめんどくさくなってしまったのである。
どうにかならないかと考えた結果、LEDライトを試してみようということになった。ストロボとソフトボックスの光の質に敵わないのは目に見えているが、セッティングの容易さには勝てず物は試しということでGODOXのLED Video Lightを購入することにした。
まずは外観から
今回購入したのはLED126というもの。その名の通り、LED球が126発埋め込まれている。ラインナップ的には、LED36、LED64、LED126、LED170という構成になっているようだ。
なかなかのサイズ感である。比較写真を取り忘れてしまったが、α7R3と同じくらいの大きさ。
こちらは裏面の写真。右上のダイヤルで光量の調節が可能になっている。電源は3つの電源を使用可能で、
・DC電源(6-12V)
・NP-F960などのバッテリー
・単三電池6本
の3つを使用することができる。上の写真はバッテリーを装着するためのもの。左のロックを下げるとカバーを取り外すことができて、単三電池を入れるための電池ボックスが現れる。
こちらが蓋を取り外した状態。エネループなどで運用することも検討したが、6本という中途半端な本数に躊躇しバッテリーを購入することにした。
購入したのは、NP-F960の互換バッテリー。ソニー純正品を購入すると恐ろしく高額なので、迷わず互換バッテリーを選択。カメラに使用するわけでもないし、純正バッテリーである必要は全く感じないので正解だったと感じている。UTEBITのバッテリーはAmazonで購入できなくなっていたが、互換バッテリーは各メーカー出しているので安心である。
バッテリーを装着した状態がこちら。バッテリーサイズが特大なので、かなり不格好になってしまっている。バッテリーの重さもなかなかのもので、重心が後ろ寄りになってしまうことは避けられない。
重心は後ろ寄りになってしまうが、写真のように三脚に取り付けたときに倒れてしまうことはない。
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2種類のディフューザーが付属
付属品として、2種類のディフューザーが同梱されている。オレンジとクリアだが、正直オレンジは使うシチュエーションは少ないだろう。
クリアを装着した状態。
オレンジを装着した状態。
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実際に物撮りで使ってみた!
何はともあれ、実際に使ってみないとポテンシャルはわからない。ということで、自分の所持品を使用して物撮りを行ってみた。
万年筆のインクボトルを撮影してみた。黒いアクリル板にボトルを乗せ、左前方45度あたりからLEDライトを当てている。付属のディフューザー以外は、特に何かを間に挟んだりはしていない。LED特有の硬い光がボトルの質感をうまく演出してくれてるのではないだろうか。
まとめ
LED特有の硬い光をどのように使うかがポイントになってくると感じた。場合によっては、間にトレーシングペーパーなど挟めば光の質をコントロールできるし、想像していた以上に使い勝手位が良いかもしれない。残念ながら、ストロボと比べて光量は落ちるので簡易的な照明になってしまうが、いい意味で期待を裏切ってくれた結果に満足している。
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