起業

転職ではなく退職して起業を決意した3つの理由

2018年6月8日

一昔前であれば、終身雇用制度というものが確立していたので、一つの会社で一生を終えるという選択肢が当たり前だった。しかし、これからの時代そんなことは通用しない。

これからの時代は、一つの会社で終わることは珍しく、転職第二の人生が当たり前になってくる。私自身もサラリーマンという生き方を15年間続けてきたが、退職して起業することを決意した。「なぜサラリーマンが嫌になったか」、「なぜ起業することにしたか」などについて考えた結果をまとめておきたい。

1.サラリーマンという働き方は今の時代にマッチしていない

人生100年時代の到来

12019 / Pixabay

人生100年時代という言葉を最近良く耳にするのではないだろうか。私自身100歳まで生きたいとは全く思わないが、100歳まで生きる可能性は十分にある
「100歳まで生きるつもりはないから関係ない」、「どうせ早死にする」という考え方もあるが、大事なのは誰でも100歳まで生きる可能性があるということである。つまり、今現在生きている全ての人が100歳に備えておく必要があるのだ。

終身雇用制度のワナ

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終身雇用制度は時代遅れだと言われているが私もその考え方に賛成である。しかし、終身雇用の終焉を認識していたとしても、定年まで会社員を続けるつもりの人が大多数ではないだろうか。

会社員を続けて65歳くらいで定年退職した場合、そこから生活費はいくら必要なのか。あるファイナンシャルプランナーの試算では、夫婦二人世帯で約5000万円必要だと言われている。これは年金と退職金をもらえた場合の試算だが、年金制度のようなシステムが維持される保証はないし、全ての会社員に退職金があるとは限らない。また、5000万円という数字はあくまでも目安であり、必要額は更に増える可能性がある。

そうなると65歳で退職して優雅に隠居生活とはいかず、定年退職後も継続して仕事をする必要がある。定年まで勤めていた企業に再雇用という道もあるが、あまり良い選択とは思えない。定年まで管理職などで偉そうにしていた人が急に一般職になったら周りも気を使ってしまう。給料だって大幅に減額させられるだろう。

ではどうすればよいのだろうか。

私が考える選択肢の一つは、個人が起業しそれぞれの事業を持つということだ。しかし、起業するにもハードルが高いと感じるのが一般的だろう。日本企業に勤める多くの人は総合職と言われる職種だ。総合職というのは専門的な分野を持つことが難しいとされている。色々なことを広く浅くやってしまうので、自分が本当に得意な分野が生まれないのだ。

起業するには専門的な分野が必要である。サラリーマンを定年近くまで続けて、気づいたときにはもう遅いという自体になってしまうのだ。

経済成長率と雇用形態のギャップ

日本において、サラリーマン人口が増え始めたのは高度経済成長期と言われる1954年〜である。

参考:厚生労働省−厚生労働白書
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/06/dl/1-1c.pdf
総務省統計局のグラフからも分かる通り、今では約80%の人が被雇用者(サラリーマン)という働き方を選択している。確かに、実質経済成長率10%を維持していた当時であれば、労働力が足りずサラリーマンが大量に必要だったことはわかるが、2017年度の実質経済成長率は1.5%であることに気づいてほしい。成長していない経済において、サラリーマンという労働力が今後も継続的に必要とされる保証はない。私はそこにギャップを感じている。

現在は、売り手市場と言われるくらい労働力が不足していると報道されている。しかし、日本の生産性の低さはOECDの中でもトップクラスであり、生産性を向上すれば人員を削ることが可能だ。労働力が不足しているという考え方は根本から間違っていると考えている。更に今後は、AIやロボットの普及により労働力需要は更に低くなっていくことが予想される。

このような事実により、サラリーマンが今の時代にマッチしていないと考えた。そして将来が不安になりサラリーマンが嫌になってしまったというわけだ。

2.失敗は若いうちしかできない

失敗した時に挽回する体力

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起業には失敗が付きもので、全財産を失ってしまうかもしれない。若ければいくらでもやり直しが効くが、定年後の大失敗はかなり辛い。そういう意味でも失敗できる若いうちにサラリーマンを辞め、起業すべきであると感じたのだ。

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年齢を重ねれば重ねるほど慎重になる

会社員という立場が長いほど、守るものが増えてしまう。車や自宅などの資産や子供がそうだろう。

人間は、一度手に入れたものを手放すことを嫌う。これは心理学的にも証明されている。手放すことを避けた結果慎重になってしまい、大きな決断ができなくなってしまうと考えたのだ。「そんな事はない!」と思っていても、将来の自分は予測できない。科学的に証明されていることだから、自分が例外であるとは考えられない。

3.起業の仕方が多様化しスモールスタートすることができる

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一昔前の起業というと、「銀行から多額の融資を受け自宅なども担保に入れる」というイメージが強かった。恐らく年配の世代が起業に消極的なのは、このイメージがあるからではないだろうか。しかし今は、昔は想像もできなかったような資金調達手法が存在する。

クラウドファンディングなどが良い例だ。そのタイプによって違いがあるが、万が一失敗した場合に返済を求められないケースもある。起業の手法として、設備投資を伴わない業態も増えてきていることから、少額の資本で始められるビジネスが多くなってきているのも事実である。例えば、Webサイト運営などは、PCさえあれば始めることがよく知られている。

また、起業といえばオフィスが必要だが、最近はコワーキングスペースなども充実している。自分でオフィスを賃貸契約せずに起業することができる。さらに、会社経営に必要な経理などの仕事も外注することができまするため、ランニングコストも節約できる。

まとめ

サラリーマンを辞めて起業するというのは確かにハードルが高い事だ。サラリーマンを大量に生産する日本の教育では、起業家思想が生まれないという事実もある。しかし、これ以上サラリーマンを続けて会社に人生を預けるのはリスクが高すぎないだろうか。今こそ、これまでの社会に疑問を持ち、人生を主体的に生きることを実践すべきときではないだろうか。

とはいえ、起業するには最低限のの経営知識が必要になってくる。私自身もサラリーマンを辞める3年前からオンライン大学で経営を学んできた。辛い3年間だったが会社員を脱するという信念でなんとかがんばれた。

お金も時間もかかったが、本当にやってよかったと思っている。

転職ではなく退職し起業すると決意した時の問題5つと対策

追記

個人事業主として出張撮影、映像制作をはじめました。

https://www.forpix.jp

 

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